Happy
「たぶんあなたは白過ぎる――白無垢過ぎる。馬鹿な奴に対して馬鹿のままでいいって言う非情さが、駄目な奴に対して駄目なままでいいって言う残酷さが、きっとあなたにはわかっていない――まして欠点を美徳だと言うのは悪意でしかないことを、理解しようともしていない。マイナスを肯定する取り返しのつかなさがちっともわかっていない。すべてを受け入れちゃ駄目なのよ。それをしちゃったら、誰も努力をしようとしなくなる」
まったく、ガハラさんの言うことは正しい。
「あなたはいい人なんじゃなくって、聖人でも聖母でもなくって――闇に鈍いだけだわ。それじゃあ……野生として落第よ」
本当に、落第な 100 数日を過ごしてしまった。
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