tossy

アヒルが、ガーガー

Mayonnaise

何に合わせても美味しいマヨネーズみたいに、素敵なものがたくさんある。

でも、それは「鮮度」が命。鮮度で勝負することを捨てた人には、眩しくても、決して真似できない。

鮮度で勝負しない、合成添加物上等な私には「美味しいうちに食べてね」なんて言えない。ましてや「鮮度のピーク」が無い私には、冷凍保存するタイミングも設けられない。あなたが食べたいと思ったときに、ちゃんと(廃棄処分にならないうちは)商品棚に陳列されているように努めます、としか言えない。

マヨネーズ、美味しいよねぇ… 

 

前しか向かねぇ

後ろばかり振り返って前へ進もうとしない自分を強いるために、今年は表題をテーマに生きようと冗談ながらに語ったのが今年の春のこと。しかしながら前しか向かなかったからこそ、というか前を向くために何かにつけて自分に甘く生きていたから、何だかここにきてお金が足りなくなってしまった。

頑張れば、切り詰めれば、多分乗り越えられる。けれど何だか今月来月とお金のことばっかり考えなければいけなくなってしまったことに、すごく嫌気が差している。つくづく僕は、お金について考えるのが苦手なのだ。

お金について考えるというのは、今の自分や将来の自分の「在り方」とか「身の丈」について考えるということ。突き詰めると、そういうことを考えたくない性格ということになる。特に「身の丈」については、考える前に意識しすぎてしまうからこそ、考えたくないフォルダにずっと入っている。

とりあえずは次の稼ぎを確保するために働くしかない。中期的には稼ぎを高めるために働くしかない。長期的には生きていくために働くしかない。

すでにお分かりだと思うが、ここまで書いたのはすべて言い訳に過ぎない。節約をせよ。勤労に励め。誰かのために奔走せよ。成果なんて、成果なんて!

「まだだ、まだだ!」(Mummy-D, Rhymester)

まだだよ、なにもかも。がんばれ。

2014-09-23 18:50:42

好き勝手に

遅めの夏休みということで、春以来の帰省。予定は入れず、街を歩き、髪を切り、祖母の戯言に耳を貸し、父の墓参りをした。

どのみち皆好き勝手に生きていて、死んでいるのだから、そこまで思い詰めること無く、僕も生きたり死んだりすれば良いのかな、とふと思った。

とは言え墓参り帰りの車中で、霊感の強い姉が「さっきお父さん、居たよ。プレデターみたいに」と言っていたのには参った。死ぬときはあるけれど、まだ捕食されたくはないよね。

2014-09-23 17:34:53

乱気流

気分の上がり下がりというのは、これはもうどうしようもなく起こるもので。それを「良いときも悪いときも一定に」という教えで育った私は無理に抑えつけようとするから、色々と下らなさや醜さを生み出してしまう。いや、しかもこの教えは確か金銭感覚についてのものだったはずで、それを無駄に拡げてしまった僕が悪い。

大人にならなきゃとすっごくすごく思うのだけれど、対処法というのはいつまで経っても定まらない。緊急パッチみたいなものを毎度あてがおうとしても、金銭的に精神的に無理が多くて、もう何だか「もう!」という感じで。

ならばそのアップダウンをテンポ良くこなしていくしかない。上向いているときには「浮かれた阿呆」になり、下向いているときには「沈んだ阿呆」にならざるを得ないからこそ、ピーキーな自分に慣れ、毎度テンポ良く成り代わっていくしかない。

…扱いにくい 27 歳男子だ。誰かのためにそうであるなら「ピエロ」と言えるけれど、これではただのご乱心ボーイなだけではないか。

ナンバーシックス

ナンバーシックス

夢に見る鏡張りの
四方八方跳ね返す
狭いけど広い

君はシックス
少しの毒と虚しさを
背負ったまま踊る
やめだ!
バイトに戻って腐る るる
レジ、レジ、じー!

醜い

有名人の「人生・波瀾万丈」みたいな番組でその人のこれまでを振り返るとき、バーっと飛ばされる数年間みたいなものがある。そういう期間に、今自分は居るような気がする。というか、そう思うことで、結果や成果を生まずぼんやりしている自分をやり過ごしているという方が正しいか。

何書いてもしっくり来ないや。朝起きることだけに努めよう。うまくいきそうにないから避けるという、それだけはやっちゃいけない。何が起きても、真正面から受け止めることしか、今はできないし、これからもできない。

2014-08-27 15:50:44

【定期ポスト】最近の曲々 (September, 2014)

飛び立つ前には、駆け出す前には、まず強く地面を蹴り上げる準備が必要な訳で。そんなことを思いながら平日を過ごし、休日を無駄に捨てる昨今の私を彩る曲々。

 

ハッピーバースデー - 環ROY
(R.Tamaki, K.Miura)

ハッピーバースデー

ハッピーバースデー

ここ数ヶ月ずっとこの曲を聴く度に、ハッとさせられ続けていた。日常的な視点から少しずつ目線を上げていった先に、自分が無意識のうちに見ないようにしていた、もっと言えば無視していた事柄と再会する、あの感じ。そのときに花火みたいに去来する、あの自己嫌悪と誰かを求める人恋しさ。そんな諸々を、ラップとトラックでうまく表現している一曲。弱い自分が、だらしない自分が生きていく上で「突き付ける系の楽曲」というのは常にストックとして保っておかなければならず、今の僕にとってこの曲はそのうちの一つ、という感じ。

 

花ハ踊レヤいろはにほ - チーム "ハナヤマタ"
作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:田中秀和 (MONACA)

花ハ踊レヤいろはにほ

花ハ踊レヤいろはにほ

  • チーム"ハナヤマタ"
  • Anime
  • ¥250

「あらかじめ保証された泡沫の輝き」というのが、部活系アニメ(例えそれが帰宅部をテーマにしていたとしても!)においては絶対的なシートベルトとして機能する訳です。それを「ボーイ・ミーツ・ガール」という形で示したゼロ年代の最高地点が今のところ「涼宮ハルヒの憂鬱 (2006)」であるならば、それ以降散見されるあらゆる試みにおけるうちのひとつである「ガール・ミーツ・ガール」というアプローチを映像的にも音楽的にも巧く表現できているのがこの曲。まぁ、やっぱりアイマス好きとしては、ぬーさまありがとうに尽きるのだけれども…

 

Brand New Days - 花澤香菜
作詞・作曲・編曲:矢野博康

Brand New Days

Brand New Days

  • 花澤 香菜
  • Anime
  • ¥250

冒頭から漂いまくっている「キラキラ」感が、まるで "into the night - Rhymester" のようだ…と思っていたら、それもそのはず、両曲とも手掛けているのは矢野博康さんという驚き。女性声優さんが「口ドラム」と「アイドルラップ」を繰り出すというフェティッシュな内容なはずやのに、花澤さんのクリーンな声質(魅力の内の、ひとつ)と溢れだす「キラキラ」のおかげでとてもスッキリした一曲に。

 

夏は子どもたちのために - y0c1e

あまり SoundCloud の作品は挙げないつもりなんやけど、出色の出来だったためやむを得ず取り上げる一曲。サムネイルの通り、アニメ「のんのんびより」のテーマをベースにした Resort Lover なリミックス。だからこそ「夏は子どもたちのために」というタイトルと、曲最後に引用されるれんちょんとほたるんのやり取りに、死にたくなってしまいます。

 

ON THE AIR - パスピエ
Words by 大胡田なつき / Music by 成田ハネダ / Arranged by パスピエ

ON THE AIR

ON THE AIR

僕みたいな地方出身者にとっては、この曲は「上京物語」としてしか聴くことができない。タクシーの助手席から見える丸の内。御成門から見える東京タワー。節度ある間隔でリズムを刻む皇居ランナー。今日も、東京の街は、綺麗で。

 

△ - パスピエ
Words by 大胡田なつき / Music by 成田ハネダ / Arranged by パスピエ

△

それにいよいよ取り掛からなきゃと思い立つ貴重な瞬間に逡巡する思いの往来を、抽象的な「△」という記号を持ち出して弄ぶ、可愛い一曲。右往左往する感じとか、短絡的思考が止めどなく溢れては消える様子を、メロディーでうまく表現できていると思います。

  

何を言う - 赤い公園
作詞・作曲:津野米咲

何を言う

何を言う

「それは何万語費やすよりも饒舌(宇多丸師匠)」というのがポピュラーミュージックの本懐なのだとすると、これはすごく強度がある一曲。語り過ぎていないし、奏で過ぎていないのに、充分すぎるほど重くて強い。こういう曲を作るときってどういうことがきっかけなのだろうと、素人の私は聴いてみたくなります。

おしゃれじゃない

やる気が出なかったり、疲れたり、投げやりっぽくなったりすること自体は別に構わんと思うが、その反応がいちいち「コソコソ」しているのは、本当にダサい。はっきり言ってここ数週間の自分を嘆いてこんな風に朝っぱらから愚痴っていることも相当ダサいのだが、しかし本当にダサい。

K.U.Z.U. ったときの処方箋 5 つを書いていたりしたけど、最近やる気が無くなったらすぐに過食に走り、コソコソと醜く時間とお金を浪費してしまっていた。限定的に縋ることはまぁ悪くないと思うけど、いい加減ダサいと思う。

何よりも過食がダサいのは「コソコソ」してしまうところだ。どうして自分の快楽をコソコソとしてしか求められないのだ。挙句自分にとって嫌だと思っている結果しか残さないことに、どうして縋ってしまうのだ。ダサいし、おしゃれじゃない。

「おしゃれじゃない」という言葉は結構よくできていて、結局「おしゃれじゃない」って思うときには、余裕の無さや配慮の無さが目立っている。だから、そういう諸々を包括的に批判できる言葉として「おしゃれじゃない」が当てはまる。

「死にたい」と思うのは単純に「死にたい」からではなくて、醜く生きるくらいなら死にたいということなのか。おしゃれじゃないのなら、死にたいわ。無様なのは全然良いけど、おしゃれじゃないのは全く良くない。

おしゃれじゃないよ、キミぃ。