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tossy

アヒルが、ガーガー

いつものアレ

年末年始、割と人出の多い場所に出向き、人混みの中でどちらかと言うと「楽しむ人たちを遠巻きに見る」という時間が多かった。ちゃんと楽しめている人たちからすれば「わたしたちのことを冷めた目で見てるあなたのほうがよっぽど悪趣味よ。たまったもんじゃないわ」となるのだろうけれど、やっぱり結構しんどかった。

一人で過ごして、その中で気分が下がったりする分にはなんとか対処もできる気がしてきたが、ここに他者が関わってくると、まだまだ(気持ちの中で)右往左往してしまう。それはそうと割り切れたらいいのだろうけど、あの手持ち無沙汰な感覚はとても苦手なのだ。

と思うと、企画していたいとか、人前に立つことを恐れないというのは、何もそれが「目立つから」とか「そっちのほうが偉いから」とかじゃなく、単に「見ている側が辛いから」なのかも知れない。つまり「人前に立つのが好き」なのではなく「客席に居るのが苦手」ということ。

「踊る阿呆」でも「見る阿呆」でもなく「踊らす阿呆」であれるものがひとつ、自分にあれば。そこに対して揺るがなければ、きっと「踊る阿呆」にも「見る阿呆」にも、いたたまれなさを感じることは減るのではないか。

これもまた「自分に余裕のない人間に他者のことは考えられない」という「いつものアレ」を、読み替えただけのように思える。やれやれだ、まったく。

2013-12-30 14:07:25
踊る阿呆にも見る阿呆にも、ただただリスペクトである。