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アヒルが、ガーガー

【定期ポスト】最近の曲々 (August, 2014)

慣れない仕事や夏バテ夏風邪で帰り道泣きそうになっていたけれど、音楽を聴いていたら何となく気分を持ち直せてきた感じがする熱帯夜。最近聴いている曲々をご紹介。

 

Piece of Creation - RYO the SKYWALKER
Lyrics: R.Yamaguchi / Music: Koshi Miura, R.Yamaguchi / Produced by Koshi Miura, R.Yamaguchi

Piece of Creation

Piece of Creation

要は「今このときに前のめり」な曲が好きなのだと。けれどそういう曲々が好きだからといって、表面上の私がそんな感じの人間であるということでもない。何に価値を感じるかという難題に対して「今このとき」というのは実に都合が良い回答なだけなのです。現状がどうあろうと、有価値であるという一点において、決して「今このとき」は僕を裏切らないから。後は自分次第、という一種のシートベルト思考なのかも知れないなぁ。

 

CLICK - ClariS
作詞・作曲・編曲:kz (livetune)

CLICK

CLICK

今の僕が感じる最も「キラキラ」したメロディを奏でるミュージシャンは livetune さんであり、キラキラ -> 哀愁 -> 再キラキラという超ゴールデンパターンでメロメロになってしまうのがこの一曲(それにしても何て知性のないレビューなのだろうか)。完全に意味で聴いていない音楽なので、ただただ気持ち良くさせてもらっているという感謝を。新作アルバム「と」も楽しみです。

 

Good Time (kz Remix) - livetune
(A.Young, M.Thiessen, B.Lee) / Remixed by kz (livetune)

livetune さんで繋ぐと、やっぱりこの Remix は挙げざるを得ません。原曲の持つ「盛り上がり不可避」な感じを、EDM 調でとことんあざとくアンプリファイした一曲。ここでのあざとさは、もちろん賛辞の言葉です。

 

Cling Cling - Perfume
Written, Arranged and Produced by Yasutaka Nakata (CAPSULE)

Cling Cling

Cling Cling

常々 Perfume に対しては「合唱曲っぽい」楽曲を書き下ろされるのだなぁと中田大先生について思っているのだけれど、今回もコードや言葉遣いから、小中学生でよく歌わされた合唱曲のような一種の「古めかしさ」を感じます。だけど Perfume の楽曲は、どの曲も等しく聴き手に対して開かれているというのが、本当にいつもすごい。Perfume の楽曲そのものに関しては、誰かを突き放すようなことが一度もない。

 

シネマ - パスピエ
Words by 大胡田なつき / Music by 成田ハネダ / Arranged by パスピエ

シネマ

シネマ

パスピエの作品を色々聴いている中で、一番気に入っているのがこの曲。ポップソングにおいては歌詞の意味より語感が何倍も大切だということ。ゼロ年代の音楽にはやっぱりサンプリング精神を感じていたいということ。自分が大切にしたいなと思う感覚を、素敵な形で表現されているという点で、パスピエの楽曲が好きです。

 

YOU & IDOL - 相対性理論
作詞:ティカ・α / 作曲:ティカ・α / Produced & Arranged by やくしまるえつこ, 永井聖一, 山口元輝, Itoken, 吉田匡

YOU & IDOL

YOU & IDOL

ここ二、三年にわたって年中何かしら相対性理論の楽曲を聴き続けている中、どうも最近聴き返してしまう一曲。緩やかにマイナーコードの坂を下り、サビ前でグイッと元に戻す「ティカ・α 戦法」にどうしても勝てません。

 

音色 - KREVA
Words & Music by KREVA / Produced by KREVA

音色

音色

  • KREVA
  • Hip Hop/Rap
  • ¥200

リマスタリングされた過去作品の中でも、やっぱり良い曲だと何度も聴き直してしまう、KREVA のメジャーデビュー曲。弾け飛びそうな初期衝動を、うまくパッケージングできているからこそ、何度聴いてもフレッシュな感じが損なわれない。KREVA はもちろんメロディセンスもあると思うけれど、でもやっぱりビートメイキングが、今も昔も抜群にカッコいい。アグレッシ部のビートも、素敵ですよね。