tossy

アヒルが、ガーガー

【定期ポスト】最近の曲々 (Mar, 2014)

色々他に書いておきたいこともあるのだけれど、毎月恒例にしたいので、日々楽しませてもらっている曲々をご紹介。

 

Sweet Refrain - Perfume
作詞・作曲:中田ヤスタカ / Written, Arranged & Produced by Yasutaka Nakata (CAPSULE)

Sweet Refrain

Sweet Refrain

カップリングの「恋は前傾姿勢」ばかり聴いていたのだけれど、表題曲を改めて聴き直したら思いの外気付きが多くて、最近聴きまくっている。 曲の構造(メロディ、歌詞、振付、諸々含め)自体がリフレインをテーマにしている訳だけれど、それらがちゃんとこの曲のメッセージ("結局日々なんて繰り返しでしかないけど、それにすら正面から相対せないのなら、君はさて、何と向き合って生きていくの?")を引き立たせていて、重く深く今の僕にのしかかってくる。

 

乙女のポリシー - やくしまるえつこ
作詞:芹沢類 / 作曲:永井誠 / 編曲:やくしまるえつこ, Jimanica / Vocal: やくしまるえつこ 

乙女のポリシー

乙女のポリシー

僕はやくしまるさんのことを「天才」という枠組みでしか捉えられないのだけれど、今回もまさしくそうとしか捉えられず、食らった。以下、ライナーノーツの転載(ダジャレじゃないよ )。

学校帰りにフォションで買い食いしたり、テストの点数に頭を抱えたり、年上の先輩に憧れたり、ダークな奴らと戦ったり、少女たちは宇宙のインフレーションのように目まぐるしい、そして無敵。/ やくしまるえつこ

 

Pink or Black - livetune
Lyric: kz / Music: kz / Arrangement: kz

Pink or Black (featuring 初音ミク)

Pink or Black (featuring 初音ミク)

livetune さんの楽曲を聴いていると、ボーカロイドでしか描けない世界というのがちゃんとあるんだなということが、頭だけじゃなく身体で理解できる。例えば、吉田美和宇多田ヒカルのどちらが音楽家として優れているかを誰も比較なんてしないように、表現者としてボーカロイドを用いることにきちんと「唯一性」があることがようやく分かってきた。この曲を使って村上隆が監督した shu uemura のためのプロモーションフィルム (http://youtu.be/aoTP5Aig-wU) も素晴らしい。正直、ちょっと泣いた。

 

夜のライン - (((さらうんど)))
作詞:鴨田潤 / 作曲:Crystal / Vocal: 鴨田潤 / Chorus: アチコ, K404 / Electric Guitar & Electric Bass: STRINGSBURN a.k.a Kashif / Arrangement & Programming: Crystal

夜のライン

夜のライン

  • (((さらうんど)))
  • J-Pop
  • ¥200

どの曲もあんまり昼間は聴きたくないような、むしろ昼聴くならお酒が欲しいような、そういう「気を許してしまう感覚」が本当に心地良い。特にこの曲は、まさに今この時のように、一人で企む週末前の夜にぴったり。 

 

Gust Of Wind - Pharrell Williams
Produced, written and arranged by Pharrell Williams / Additional Vocals performed by Daft Punk and Rhea Dummett

Gust of Wind

Gust of Wind

"Get Lucky" だったり "Happy" だったりを聴いていると、何だかかつてから随分とシフトチェンジしてしまわはったようにも感じるんやけど、この曲を聴くと前作 "In My Mind (https://itun.es/i66t2dz)" とか、Clipse にエグい曲をプロデュースしてたときの P 先輩の姿を思い起こせるので一安心。 

 

ヨコハマシカ featuring OZROSAURUS - サイプレス上野とロベルト吉野
Lyrics by サイプレス上野, MACCHO / Produced by ドリームトラクターズ(サイプレス上野とビート武士)/ Scratch by DJ SN-Z / Talk Box: LUVRAW&BTB (Pan Pacific Playa)

「ゆめが丘」という名前だけ希望に満ち溢れたダウンタウンで育った彼らが、これだけ責任感を纏った一曲を歌うと、ダウンタウン育ちの私としては、もう泣くしかないというか、なんというか…ロベルト吉野が「オレの石碑に刻んでもいい一曲」的なことを言っていたけれど、本当にそう思う。いわゆる「名曲」です。