悪しき自分

ビール、日本酒、モエ・エ・シャンドンを味わった後、ウイスキーのロックを煽りながらカラオケで大声出し続けてたら、それから数日頭がずーっとクラクラする。おそらく、貧血っぽい感じなんじゃないだろうか。ただでさえ情けない日常の過ごし方なのに、貧血でふらふらなんて、泣きっ面にビーとしか言いようがない。

「まぁまぁゆっくりやってこや」とか「生きろよ、死ぬなよ」とか、たくさん声を掛けてもらった。そういう声を引き受けるためには、まず今の自分の弱さから引き受ける所から始めねばならん。強く思う、健康でありたいと。強く願う、誰かを満たせる自分になりたいと。

だからこそ今は「言うまでもないくらい、様々な存在に甘えている。甘えていても良いのだ」と、諦めたほうが良いようにも思う。27 歳にもなって、まぁ情けないとは思うのだけれど、でも一人で立ち上がれないのだからしょうがない。強がって、何か生み出せるのなら話は別だが、残念ながらそうでもない。残念ながら、残念なのだ、今の自分は。

これまでもそうだったし、さらに今は輪にかけてあつかましく生きている。そのことだけは忘れないように、でも、今は強がらないように。悪しき自分を、許そうではないか。

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